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協会概要

ヘレン・ケラー記念音楽コンクール

 ヘレン・ケラー記念音楽コンクールは、1949年(昭和24年)12月13日、全国盲学生音楽コンクールとして、東京・有楽町の毎日ホールで始まりました。当初は東日本及び西日本ヘレン・ケラー財団を統括する日本ヘレン・ケラー協会などが主催し、盲学校音楽教育の実態を知ってもらい音楽家を志す盲学生の登竜門にするのが目的でした。
 第6回(1954年)から東京ヘレン・ケラー協会の単独主催となり、「全日本盲学生音楽コンクール」と改称、第51回(2001年)から普通校で学ぶ弱視児まで参加枠を拡大し、現在の「ヘレン・ケラー記念音楽コンクール」と名称を改めました。

和波たかよしさん、辻井伸行さんら輩出

 この間、第6回に小学4年でデビューしたバイオリンの和波たかよし(わなみ・たかよし)さん、第17回に同じ小学4年で絶賛されたチェンバロなど鍵盤楽器演奏家の武久源造(たけひさ・げんぞう)さん、2009年のバン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した辻井伸行(つじい・のぶゆき)さんら、国際的に活躍する音楽家を輩出しています。また、このコンクールで得た自信を、その後の道に生かして 音楽とは別な分野で優れた業績を挙げた人も少なくありません。

第71回ヘレン・ケラー記念音楽コンクール

(写真)演奏する矢部菜央さん

ヘレン・ケラー賞を受賞した矢部菜央さん

第71回ヘレン・ケラー記念音楽コンクール(東京へレン・ケラー協会主催、参天製薬株式会社協賛、トッパンホール会場協力、毎日新聞社など後援)が11月13日(土)、東京都文京区のトッパンホールで開催されました。

2年ぶりの開催となったコンクールに、全国から32人が参加。器楽6部門、声楽2部門の8部門(重唱・合唱の部はコロナ禍で中止)で日ごろの練習の成果を披露しました。 審査は、ピアニストで国立音楽大学特任教授の花岡千春先生、桐朋学園大学学長の梅津時比古先生、声楽家の淡野弓子先生、邦楽ジャーナル編集長の田中隆文先生、ヴァイオリニストの和波たかよし先生にお願いしました。

最も感銘を与えた演奏に贈るヘレン・ケラー賞は、ピアノ3部で1位を受賞した矢部菜央さんに。矢部さんには、記念としてクリスタルトロフィーと賞状が贈られました。

今年の特別演奏は、2020年第89回日本音楽コンクール第1位、岩谷賞(聴衆賞)、レウカディア賞、黒柳賞、鷲見賞を受賞。2009年より2020年までに8つの国際コンクールと3つのオーディションに優勝され、現在は、宗次コ二特待奨学生として桐朋学園大学大学院で研鑽を積みながら、国際音楽祭に毎年出演し、欧州・ロシア・アジアを中心に国内外数々のオーケストラと共演を重ねている北川千紗さんにご出演いただき、ベートーヴェン「ヴァイオリン・ソナタ第3番 変ホ長調 OP12-3」を演奏いただきました。

入賞された方は次の通りです。(敬称略、数字は学年。該当無しの順位もあります)

【ヘレン・ケラー賞】
ピアノ3部 矢部菜央(筑波大附属視覚特別支援・中1)

【ピアノ1部】
奨励賞=志村夏歩(筑波大附属視覚特別支援・小3)

【ピアノ2部】
1位=平河祐李菜(福岡県立柳河特別支援学校・小6)
2位=荒田百里(筑波大附属視覚特別支援・小5)

3位=大元壮(筑波大附属視覚特別支援・小6)

【ピアノ3部】
1位=矢部菜央(筑波大附属視覚特別支援・中1)

【ピアノ4部】

1位=石田乃彩(筑波大附属視覚特別支援・高1)、松下誠治(筑波大附属視覚特別支援・高1)

3位=山田端希(筑波大附属視覚特別支援・高2)

【弦楽器の部】

1位=遠山作弥(ヴァイオリン演奏 筑波大附属視覚特別支援・高3)
2位=長野礼奈(ヴァイオリン演奏 筑波大附属視覚特別支援・高1)

奨励賞=新倉将希(クラシックギター演奏 神奈川県立平塚盲・小4)

【その他の楽器の部】

1位=渡邉和明(箏演奏 筑波大附属視覚特別支援・中1)

2位=山下蒼空(箏演奏 筑波大附属視覚特別支援・高2)

【独唱1部】
2位=松井知花(東京都立久我山青光学園・小5)

【独唱2部】

1位=今井大空(京都府立盲・高3)、車谷萌花(愛媛県立松山盲・高3)
3位=町田天音(筑波大附属視覚特別支援・高2)
奨励賞=宇木素裕(ヘレン・ケラー学院 高等課程・3年)

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